徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

マルハニチロ いわし蒲焼・さんま蒲焼・さば照焼き

今日はフィッシュビッグ3です。








買い置きしとくと安心な缶詰。身がテラテラとした、三大大衆魚。
そう、魚。魚にかんする話をしましょう。ちょうどいい具合が難しいという話。
僕はたまにお寿司屋さんに行きます。だいたい年に1回くらい。経済的な問題というより、そんなにしょっちゅう食べたくはならないんですね。
行くとしたら回転寿司。回らないお寿司には、自分の稼ぎでは行ったことがありません。
んでそのとき、どのランクの回転寿司に行くかで迷うんですよね。おおざっぱに分けて、回転寿司は上中下の3つのランクに分類されます。
上は、回らないお寿司屋さんとほぼ変わらない質とお値段のところ。下は、なんでも一皿百円の激安店。中は、安い魚は百円だけど、高い魚はそれなりにするところです。
僕は、中のお店ぐらいがいいんですよね。上だと、自分みたいなもんが行っていいのかって思うし、一皿食べるごとに「今いくらだろ」って気になっちゃう。
下だと、「これ百円って安すぎるだろ」ってネタは、あまりおいしくない。百円でも妥当なネタはいいんですけど、普通百円じゃ提供できないようなネタは、どうしても味がイマイチなんです。
なので、中ぐらいがちょうどいい。中のお店だと、下のお店が百円で出してるちょっといいネタも、300~500円くらいします。そして、味も下より断然いい。
そこそこのお値段と、満足いくレベルのお味。観点寿司の中クラスが、僕にとってはちょうどいいお店なのです。どうせたまにっきゃ行かないんだから、ちょっとばかし贅沢したいですしね。
ですが、この中クラス、僕の生活圏内に存在しないのです。
なんかね、みんな下クラスに行き過ぎてるみたいなんですよね。安けりゃそれでいいって、全品百円の、激安回転寿司ばかりに足を向けてる。
それで、中クラスの回転寿司がなくなっちゃったんです。下クラスが、中クラスを駆逐しちゃった。
僕が福岡に移り住んだ2000年ごろはまだ中クラスがあったんですけどね。いつの間にかみんななくなっちゃいました。少なくとも、生活圏内には。見渡せば、下クラスばかり。
なのでお寿司食べたいなーって思っても、手頃なお店がないのです。下クラスで妥協するか、背伸びして上クラスに行くか。
背伸びはできないんで、行くとしたら下しかないんですね。下に行って、「やっぱお値段に見合ったお味だな」と感じるわけです。
ああ、どうしてみんな安さだけで選ぶのでしょう。どうせお寿司屋さんに行くなら、そこそこいいの食べたいじゃないですか。安いもの食べたいなら、お寿司屋以外に行けばいいじゃないですか。なんでわざわざお寿司屋行くのに、低品質クラスを選ぶのでしょう。
ああ、そこそこいいお寿司が食べたい。
ねぇそこの社長さん、おごってくださいよ。

あとそう、ちょうどいいのがないと言えば、鉄道もそうですね。
10数年くらい前ですかね、九州に新幹線が開通しまして。それまでは特急があったんですけど、新幹線できたらなくなっちゃったんですよ。新幹線あるなら、特急はもう必要ないって。
僕は熊本出身で、福岡在住です。里帰りのときには、元々高速バスを使っていました。
しかし、だんだん車酔いするようになってきたのです。福岡では、ほとんど車に乗らない暮らしを送っています。なので、どんどん車に弱くなってきたのです。
そのため、高速バスに乗ると必ず車酔いするようになってしまい、JRに切り替えたのです。特急は移動時間も運賃もそこそこで、僕にとってはちょうどよかったのですが、それが新幹線開通によってなくなってしまったのです。
新幹線は、特急より断然速いけど、そのぶんお高い。「特急でよかったのにな」と思うも、新幹線しかないからそちらを選ばざるを得ないわけです。じゃなきゃ、鈍行って言うんですか、在来線の各駅停車で長時間かけて行くしかない。
なんでそう、速さを追及するんでしょうかね。リニアモーターカーだって、これだけ長いあいだ開通できずにいるのに、まだあきらめようとしないでしょ。
当初の予定では、20年か30年くらい前にはもうできてるはずだったんですよね?それが未だに未完成。
土地をスムーズに接収できなかったためなんでしょうけど、なぜあきらめがつかないのでしょうか。大人の意地?様々な利害関係?
ほんとにそんな便利なんでしょうかね。できたら乗るって人もいるでしょうけど、別に新幹線でいいよって人も少なくないと思うんですよね。もしリニアが開通したら、そのルートの新幹線はなくなるのでしょうか。九州新幹線ができて、特急がなくなったように。
世の中は変わりゆく。移り変わりによって、ちょうどいいものがなくなってしまうこともあるのです。
2丁拳銃修士さん、ちょうどええを取り戻してください。


ところで先日、今年の11月18日までで、gooブログのサービスが終了するという、なかなか衝撃的な発表がありました。gooブログがなくなるっつーことです。
せっかくこれまで作り上げてきたブログ、なくしたくはありません。なので消滅を回避するため、どこかほかのブログに移行(お引っ越し)しようと思います。
さて、どこに行きましょうか。
これから考えて、引っ越し先が決まったら改めて発表しようと思います。続報をお待ちください。
gooブロガーの方々、自分はここに引っ越すぞーとか、ここのブログがオススメだとか、よかったらご意見聞かせてください。

明治 コーヒービート

今日は豆の躍動です。




震えるぞビート!燃えつきるほどヒート!
えーと、皆さんこれご存じ?1971年に誕生したそうで、当然僕が子供の頃からあるわけですが・・・食べてた記憶がないんですね。
アポロとマーブルはよく食べてまして、しっかり記憶に残ってるんですが、このコーヒービートはまったく覚えていないのです。お店で見かけた覚えすらない。
なぜでしょう。コーヒーだから敬遠していたのでしょうか。これは大人の食べ物だって。
あらためて食べてみると、実に美味。コーヒー豆の形を模したチョコで、食感がパリパリするのですが、飴でコーティングしてあるんですかね。
大人・・・。そう、大人の話をしましょう。気遣いできてますかって話。
僕は以前、草刈りのバイトをしていました。夏季限定のお仕事でした。
午前7時には会社に集合して、ワゴン車で現場に向かってました。メンツは社員数人、バイト数人で、日によってまちまちなのですが、だいたい5~10人くらいで仕事に当たります。
草刈りの現場は日陰のないところが多く、真夏の直射日光を浴びながら作業をしなければなりません。際限なく汗が吹き出します。会社が用意してくれるお茶をがぶ飲みし、持参した2リットルのスポーツドリンクのペットボトルを半日でカラにしていました。1度だけ熱中症にもなりました。
そんなわけで、仕事が終わるころにはヘトヘトになるのですが、何度もそれに追い打ちをかけるような目に遭っていました。帰社途中に、社員がよくコンビニでマンガの立ち読みをしていたのです。
そこの会社、清掃会社だったんですけど、独自のルールがありまして、日勤の社員は午後6時までに帰社した場合、夜勤にも回されることになっていたのですね。なので、仕事が早めに終わったとき、社員連中は夜勤に入らずにすむよう、コンビニに寄って立ち読みで時間をつぶしてから帰っていたのです。
社員は固定給だから、夜勤に入ろうが入るまいが、実入りは同じ。昼も夜も働くなんてキツイし、同じ給料ならできるだけやりたくない。だから夜勤をさけるために、時間つぶしの立ち読みを行っていたのです。だいたい30分~1時間弱くらいやってましたかね。
社員の立場からしてみたら、それは当然のことだったのかもしれません。ですが、バイトの僕からしたら、「なんでそれに付き合わなきゃなんないの?早く帰らせてくれよ」としか思えなかったんですね。僕は立ち読みしたい雑誌などなかったので、社員が戻ってくるのを、その他数名のバイトとともに、車の中でひたすら待っていたのです。
バイトだから、社員が夜勤に入る入らないは関係ない。とにかく疲れてるし、少しでも早く家に帰りたい。何より、立ち読みが終わるのを車の中でジーッと待ってるのがバカバカしい。
毎回毎回、いい加減にしてくれよと思いながらワゴンのシートに座ってました。
もし、「待たせちゃってゴメンね」っつって、お菓子なり飲み物なり買ってきてくれたなら、待たされることを受け入れられたでしょう。しかし、そんな気遣いなどありませんでした。夜勤と無関係なバイトをひたすら待たせておいて、「お待たせ」のひとこともなし。ウンザリでした。

そうそう、ウンザリと言えば、こんなこともありました。
僕はイベント関係のバイトもしていました。野球やサッカーの試合があったときや、コンサートが開催されたときに、会場で接客を行う仕事です。
一番多かったのが、福岡ドームでの野球の仕事。その仕事の直前、社員がバイトを集めて話をしたことがありました。
「今日はみんなの働きぶりを査定する。働き方がよかったら時給をアップする。みんな頑張るように」。概略そんな話でした。
僕は俄然ハリキリました。その日の配置はスタンドで、席案内したり、こぼれた飲み物をモップで拭いたり、お客さんがホームランボールに当たってケガしないか監視したりといった業務だったのですが、精力的に目を光らせ、機敏に行動し、ひとつひとつに熱心に対応しました。
我ながらいつも以上に頑張れて、これは時給アップ間違いなしだと確信しました。手ごたえを感じながら帰宅の途についたのです。
結果、時給は上がっていませんでした。
それからというもの、僕は急速にやる気を失いました。力を抜いて仕事に当たるようになり、最小限の業務だけこなし、できる限り働いてるフリをするようになったのです。
今振り返ってみれば、時給が上がろうが上がるまいが、やるべきことはちゃんとやれよって話なんですけどね。
でも、こーゆーこともあるのですよ。ヘタにごほうびチラつかせると、かえって従業員のやる気を失わせてしまう、ということが。
だってねぇ、頑張ってるのに評価されなかったら、頑張ってもムダだって思っちゃうじゃないですか。そうなったら、やる気維持するの難しいじゃないですか。
時給を上げる判断基準として、働きぶりをチェックする、ってのも問題あったかもしれません。だって、従業員全員の動向を逐一観察することなど不可能なのですから。
従業員が数人しかいないのであれば、それは可能でしょう。ですが、福岡ドームで働く従業員は、100~200人います。その全員の働きぶりを正確にチェックするなど、どだい無理なことなのです。やるべきではなかった。
せめてあらかじめ告知せずに行っていれば、やる気をなくすといった影響も起きなかったんですけどね。でもやっぱ、時給アップは勤務日数に応じて行ったほうが無難ですね。
僕が勤めていた当時、2000年代は時給が低くてですね・・・。なんでか知らんけど、九州は本州より平均時給がだいぶ低い傾向にあるんですね。
福岡の最低時給が600何十何円で。働き始めは時給700円でした。4,5年して750円に引き上げられましたけどね。それでも安かったですね。
今は日本全体の人手不足もあってか、時給の平均もだいぶ上がってますね。そーゆー意味じゃ、フリーターも暮らしやすくなってるんじゃないでしょうか。それとも物価高だから、そうでもないんですかね。
あ、そういや750円への引き上げって、ベテラン・新人の区別なく一律に行われたんですよね。とすると、「働きぶりを査定して、よかったら時給を上げる」というのは、ウソだったのでしょうか。一律750円にしたら、過去の査定が無意味になっちゃいますからね。
なら、あのとき働きぶりを認められ、時給を上げてもらった従業員はひとりもいなかったのでしょうか。だとすると、なんのための査定宣言だったのでしょうか。
うーん、真相は闇の中です。
とにかく、ごほうびを鼻先に吊り下げるのは考えものだということです。そーゆーのは、やり方次第。
やり方ひとつで、従業員のやる気をかきたてることもあれば、逆に奪ってしまうこともある。
人の上に立つ人は、よく計算するべきでしょう。
こんなことやあんなことがあり、僕はひたすら仕事のやる気を失ってきました。人生とは、やる気をなくす過程のことです。
皆さんはどうやってやる気を出していますか。僕はもうガンバレネーヤです。